名前も知らない君







「あれ?ハリー、何処いくの?」

顔をきょとんとさせたハーマイオニーがハリーに問い掛ける。

「うん・・ちょっとね。」

生半可な返事をしてその場を去る。
ロンが何かいってたかもしれないが気にしてられない。


僕はいくんだ・・
君と会えたあの場所に・・・。




会えるかわからないけれど、会えないかもしれないけれど。

僕には会える気がするから。





雨に打たれながら必死で子猫をぬらさぬようにとがんばっていた君に――――・・





年齢だって知らないけれど、
名前だってしらないけれど、



それでも僕は君に惚れてしまったのかもしれない・・・・。







ハリーが向かったその場所。
ホグワーツ魔法学校の奥の奥にある花畑。







「・・・・・いると・・・思ったんだけどな。」

辺りを見回しながらフゥと一つため息をつく。




君と会った場所。
今君はいないけれど・・会える気がして仕方ないんだ・・・。




「ハリーさん?」



女の子の声。
ハリーがハッと後ろを向く。


「・・また・・・会えましたね。」

「・・・・・・!」


愛しの君がそこにいたんだ。


「昨日はありがとうございました。
 傘かしてもらっちゃって・・。ハリーさん、濡れたでしょう?」


「気にしないで。それよりなんで僕の名前・・。」

「だってハリーさんは有名人ですからね!」


そういいながら微笑む君。
少し顔を赤らめながらハリーはその子の顔をみる。



「あ・・あの子猫、飼い主見つかりました!おかげさまでありがとうございます。」

「ううん。だってあの雨の中、子猫を守ってたのは君じゃない。」

「でもハリーさんが傘を貸して下さったおかげで随分ぬれなくなりましたよ。」



あぁ・・その笑顔が好きなんだ・・・。
僕が始めて話かけたときも・・その笑顔で笑ってくれたね




「君はここにいつもいるの?」
「・・いつもっていうか・・・なんとなく、ハリーさんに会える気がして・・。」


そういって顔を赤くする。


「会いたかったから・・・会えると思ったから。」





僕も君と同じことを考えていたんだよ。
君も僕と同じだったんだね。



君のことが知りたい。
なんでもいいから












『ね、名前教えて?』












まずは名前から


こうして少ずつ距離を縮めていきたいな













End
















書きならぬ反省文



ハリポタ夢〜・・。
なんか久しぶりです。
亜紀さまへの捧げモノw
変でごめんなさいぃ〜〜;;
こんなんささげていいのやら・・;;(死








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