私の彼氏って・・何を考えてるかわかりません。

―――っつも笑ってて誰にでも優しいです。

あなたは本当に私のこと・・スキですか?






悩み






「不二くん・・ちょっといいかな?」


・・・また私の彼氏さんのお呼び出しです。
きっと告白されるんじゃないでしょうか?
ハァ・・この後デートなんだけどなぁ・・。

私の彼氏はもてます。
校内で1,2を争ってます。
名前は不二周介。
・・・私はこの人をスキになってよかったんでしょうか?


「僕?ここですませないかな?」
「えっ・・でも・・。」

ほらほら・・告白ってわかっててそういうこという・・。
こんな学校の・・しかもクラス内で告白できる人間なんていないでしょ。


「不二くん、私のこと気にしないで行ってきなよ。ねっ?」
「・・・わかった。」


・・面倒くさそうだなぁ・・。
相手の人かわいそう・・・。
でも相手も相手。
彼女の前で告白ですか。
すごい度胸です。
心の中で拍手しちゃいましたよ。
そうとう私より勝ってる自身がなきゃできませんよね。
・・・・たしかに可愛かったけど。




「ただいま。」
「おかえりなさーい!早かったねェ・・。」
「うん、いつものことだし。」
「・・・いこっか。」



いつものこと・・ですか・・。
そんなことがいえる人間この世に何人いるでしょう?



・・・・・・。
あの不二くんに告白した人、私のこと睨んでますよ。
・・・・怖っ。
たしか不二FCの会長だったような・・・。
嫌な予感。






その予感・・見事に次の日に的中しました。



「ちょっとアンタ。私の不二くんにちょっかいださないでくんない?」

・・・・・・私の・・・。
なんだかこういう人って自意識過剰っていうんでしょうか?
昨日とは別人なくらい目釣りあがってるし。

しかも5対1って数のバランス悪くありません?
対抗しようがないじゃないですか。


「ちょっと・・聞いてんのっ!?」

アァ・・すみません。
最初の一文しか聞いてませんでした。
ほかに何かいってたんですか?







バシャッ






「・・・・・・・・・・っ!!!」


「あはは!!いい気味!!!」


・・・・・これ・・なんの水ですか・・?
水ぶっかけられたことより、なんの水かが気になるんですけど・・。


「あんたなんか不二くんと全然つりあってないじゃない!!
 ボロ雑巾みたいな格好してるくせにっ!!」


ボロ雑巾・・・これ雑巾洗った水ですか・・。
トイレの水よりいいけど、最悪・・。
ちなみにこんな格好にさせたのはあななたちですよ?



「なんとかいいなさいよ!ブスッ!!!」



残った水もかけられました。

・・・ナンデコンナ目ニ会ワナキャイケナイノ?





「まっ、これにこりて不二くんと別れることね。」


――――――・・・・・。


別れた方がいいんですか?


一緒にいちゃダメですか?


一緒に・・・・いて・・あなたは私を好きって思ったことあるんですか・・?





アナタノ心ガ知リタイ





「何してるの・・?君たち。」


「・・・・ふ・・・不二くん・・・・?」


私をいじめてた人たち顔真っ青です。
不二くん・・顔が笑ってるけど、怖いです。
この場にいたくないくらい怖いです。
しかも目開きましたよ、今・・。




私をいじめてた人たちは恐れをなして逃げていきました。

・・・大丈夫?」


・・なんだか悲しそう。
今にも泣いてしまいそうな辛い表情を不二くんはしていました。


私がだまってうなずくと優しく私をつつみこんでくれました。


不二くん
不二くん
私やっぱりあなたが好きです
誰よりもあなたが好きです

ぎゅってだいてくれただけでもう安心できるんです

私・・やっぱり不二くんを好きでよかった・・・


「ふぇ・・・っ」


私があなたの胸の中で泣きました。
止まらない涙。
不二くんのテニス部のレギュラーの服をぬらしてしまうくらいなきました。
そんな中で聞こえました。


ごめんね


そして優しいキスをしてくれました。

私・・やっぱり愛されてるんだなァ・・・。




「不二くん・・。」

「うん?」

「私・・不二くんのこと大好きだよ。」

「僕ものこと大好きだよ。」





















おまけ
次の日から一ヶ月、私をいじめた人5人は休みました。
なにやら入院したそうです。

・・・不二君・・・なにやったの?





























書きならぬ反省文



みつる「不二夢しゅーりょ〜〜☆さんのほとんど一人トークっすなっ!」
 不二「・・・・暗い。」
みつる「う”・・・。し、仕方ないでしょ!私は暗い人間なのYO!!」
 不二「それもそうだね。」
みつる「否定してください。(涙)」
 不二「する義理もないでしょ?(にっこり)」
みつる「(その笑顔怖いです)・・・。」
 不二「しかもの名前ほとんど呼んでなくない?」
みつる「そうなんだよね―――・・・(汗」
 不二「・・・忘れてた・・とかじゃないよね?」
みつる「(ギクッ)そ、そそそんなことないよぉ・・・(棒読み)」
 不二「・・・へぇ・・・・・・。」
みつる「とにかく、読んでくれてどうもです!!感謝感謝☆」

















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