聞きたい言葉




「なにしてるの?」
「・・・・・?」




司馬が振り返るとそこには幼馴染のがいた。



「日誌・・・?あっ、そっか!今日日直なんだっけ?」



「・・・(コクコク)」
「なんかてつだおっか?」
「・・・・・(フルフル)」
「だって今日部活なんでしょ?早く終わんないとこまんない?」
「・・・・・(汗)」
「手伝うね!」



半ば(いやほとんど)強制的に手伝う
司馬が日誌をつけている間にお花に水与える。




「司馬く〜ん・・・。」
「?」
「幼馴染の私の前でも・・・しゃべんの恥ずかしい?」
「!?」
「恥ずかしい?」
「・・・・(コクリ)。」
小さく首を縦に振る。


「そっか。」




すこし寂しげな笑いをしながらが言った。



いつか司馬くんの声聞いてみたいよねぇ・・・。



実は幼馴染の真魚でさえ司馬の声を聞いたことがない。
今一番が気になるのは司馬の声・・
というかしゃべれるのかどうか・だ。






「ハイ、水やり終了〜〜!司馬くん終わった?」
「(コクコク)」
「じゃあ、部活いってきなよ!私変わりに日誌先生に届けておくから。」
「(フルフル)」


首を大きく横に振る司馬。

「部活でないと先輩に怒られるよ?」
「(フルフル)」
「怒られないわけないでしょ!ホラ、行った行った!」


そういって司馬の背中を押しながらグラウンドに向かわせる。
司馬は抵抗したもののの圧力(?)に負け、グラウンドに向かった。








「・・・・もう5時か・・・・・。」



5時のチャイムが学校中に鳴り響く。



「日誌渡し終わったし、もうかえろっかな。」

そういって学校の門へと向かっていく。



学校の門へと向かう途中あることに気付いた。

「あ・・・野球部まだやってるんだ・・・。」

そりゃそうだ。
司馬が行ったばっかだし。



「ちょっとのぞいちゃおっかなー♪」

そういってグラウンドに向かった。


んー・・司馬くんいないのかな〜?
・・なわけないと思うんだけど・・。



なんて考えれいると後ろから声をかけられた。


「N?誰Da?」

「えっ・・?」

真魚が振り向くとそこにはバンダナをした3年生が立っていた。

「オゥ〜なかなか可愛いじゃねぇKa!!」

「はい?」

突然知らない人に可愛いといわれて嬉しいはずがない。
よく見るとそのバンダナンは手にグローブをはめていた。

「・・・もしかして・・野球部の・・方ですか?」

「N?野球部に何か用Ka?」

「あ・・いえ・・・用ってほどでもないんですけど・・・。」

「マネ希望とKa?」

「ち、違いますよ!」

「じゃあ彼氏まちKa。」





・・・・・ハイ?





「もっと違います〜〜〜〜〜〜!!!!!!」 顔を真っ赤にしながら否定する。

「だとSa☆悲しいNa、無口ボーイ。」

・・・・・誰としゃべってるんですか、バンダナン。



真魚が後ろをみると・・

「し、司馬くん・・・。」

司馬がいた。
もう随分前からいたようだ。


「ハハーン☆俺は部活に戻るZe!」

そういって手をひらひらさせながらグラウンドに戻っていった。



待ってください!
バンダナン!
なんか司馬くん黒いオーラだしてるんですよ!
こわいんですYo!!



口調ちゃったり移ってますよ。



「れ、練習終わったの・・・?」

「・・・・・・・。」


無言ですか。
ってもともとしゃべらんけど。







・・・・・・・・沈黙・・・・・・・・。







沈黙が痛い〜〜〜何かしゃべんなきゃ・・!

「あのさ、司馬く・・・・・・・ん・・・・!」





キス・・・されました。







「俺・・が好き。」







「誰にも取られたくない。」







初めて聞いたあなたの声は告白の言葉。





「司馬・・・・くん・・・・。」






「声・・聞かれて・・嫌われるのが怖くて、今まで言えなかった。」







「バカァ・・・。そんなことで・・嫌ったりしないですよーだ。」







「・・・・?」













私も・・司馬くんのこと・・・・・大好きだよ
















End

















書きならぬ反省文



み「(´ー`悦)」
馬「・・・・。」
み「かきおわったよーん☆司馬くん夢!」
馬「・・・・・。」
み「あくまで無言ですか。いいです。勝手に話すすめます。
  今回のはなんとなくめっちゃ気分よく書いたんですよ―vv
  内容気に入ってないんですけどねvv(ぉぃ)
  珍しく暗い部分なしかな――なぁんて・・・。」

馬「十分暗くない?」
み「・・・・いったわね?しかもしゃべったわね?今・・。
  とりあえずあなたの一人称は俺なわけ?ボクなわけ?
  私とかうちだったらおこるわよんvv」
馬「・・・・・。」
み「あっ、なんなんだよ!こんにゃろう!!」










































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